日記:かわるがわる変わる毎日

環境が変わってから、そろそろ一年になる。

環境と言っても、周囲の人々が変わっただけで、そこまで大きな変化が起きたわけでもない。いま周囲にいる人のなかには、一年前から関わっていた人もそれなりにいる。いま関わりの薄い人は、一年前の時点で既に会う機会も減っていた。連続している。リバーシの色が裏返されていくように、少しずつ環境が変わっていった。

そして今、振り返ってみると、いつの間にか色んなことが終わっていたことに気づく。

戻れない時間について考えるとき、寂しくなることはあっても、戻りたいと思うことは多くない。そういう意味で、あまり後悔しない人間なのかもしれない。

 

ただなんとなくいまのうちに会っておかないと会えなくなる人がいるはずで、でも会ったって会わなくたってなんにも変わらないか、とか、そんなことも考えている。

そもそも何も変わらないという点で、いま個人的に関わっている人たちと関わる意味もよくわからない。一時的な安心感とかには有効だろうと思うけど、それが何かにつながるのかわからない。

(一時的な安心感とかこそ真実なのではないか、ということも思う)

人間といかに関わっていくべきかわからない。

ただ寂しくなって、ふと手を伸ばしてしまうだけ。