日記

日記:しゆろぐ2020年のおすすめ記事

毎年恒例(大嘘)、今年のおすすめ記事を振り返ろうと思います。 まず全体の振り返り。記事本数は2017年(61本)、2018年(57本)、2019年(24本)、2020年(30本)という推移で、2017年・2018年に比べると少ないですが、2019年に比べると少し多めに記事を書…

日記:感想を書くこと

人の感想を読むことが好きだし、自分で感想を書くのもそこそこ好きだが、書いていると定期的に飽きる。 何故感想を書くかといえば、自分も人の感想を読むのが好きだから、という面が強い。しかしながら、自分で感想を書いていると、「自分の感想よりわかりや…

メモ:個人的に好きな月ノ美兎さんの発言

普段こういうことについてブログには書かないのですが、Vtuber*1の月ノ美兎さんの発言で個人的に興味深いなぁと思える発言があったので、部分的に書き起こしとメモを残しておきます。 どの動画で話していたかという、備忘録みたいな側面が強いです。 書き起…

日記:近況対策

時間を置いてから人に会うと、「最近どう?」と近況報告を求められることが多い。 これにこたえるのが難しい。 私の場合、面白い漫画を読んだ、面白い小説を読んだ、くらいしかない。 尋ねる側は悪くない。プライベートに特筆すべきイベントがない私がいけな…

日記:ブログのですます調とだである調が安定しない

安定しない。 ですます 日記:「友達以上探偵未満」 - しゆろぐ 日記:「螺旋階段のアリス」 - しゆろぐ 日記:「フランス白粉の秘密」 - しゆろぐ だ・である 日記:「マラケシュ心中」 - しゆろぐ 日記:「街の灯」 - しゆろぐ 日記:「太宰治の辞書」 - …

日記:かわるがわる変わる毎日

環境が変わってから、そろそろ一年になる。 環境と言っても、周囲の人々が変わっただけで、そこまで大きな変化が起きたわけでもない。いま周囲にいる人のなかには、一年前から関わっていた人もそれなりにいる。いま関わりの薄い人は、一年前の時点で既に会う…

日記:短歌まとめ①

ツイッターとかで私がつぶやいた短歌のなかで自分が気に入っているものを抜粋してみました。連作ではありません。今後、②があるかは謎です。

日記:すべてから逃げ出したくなったとき用の旅行予定地①

みなさんこんにちは。しゆです。ブログタイトルがしゆろぐなので予想はつくでしょうが、ブログ記事内でハンドルネームを名乗ったのは初めてかもしれませんね……。 今日はすべてから逃げ出したくなったとき用の旅行予定地を並べてみることにします。 つらいこ…

日記:言葉は魔法だけど無力を昇華するのは難しい

お屋敷に帰ると、祖父がいつだって出迎えてくれた。彼は私を連れて庭園を歩きながら、お屋敷が賑やかだったころの話をするのが好きだった。お稽古や勉強ばかりで退屈していた私は、お屋敷に帰る時期が近づくと、祖父の話が楽しみで仕方なかった。 庭園はほと…

日記:映画を見ていない(足摺り水族館と、少女終末旅行について)

映画を見ていない一因として、パソコンについてDVDプレイヤーが壊れしまったというのがある。 つらい。 買い換えねば、と思っているのだが、週末になるたび急用が入ったり風邪をひいたりして、どうにもうまくいかない。 映画が見たい。 じゃあ映画館に行こう…

詩:ビスケットのうた

つまらない言葉の羅列を眺めて、解釈をする。 浴びているうちに滝が色づいていくことに気づかない。 目の前の一滴を必死に追いかけて、わからない、と答える。 クッキーは、やわらかくて硬い。 ビスケットは、硬くてもろい。 この世のすべてをクッキーとビス…

日記:忘れていく

どんな記憶が自分のなかに残っているかはわからないもので、小学生のときに熱心に読んでいたダレン・シャンのことはすっかり忘れているのに、当時人気だったから抑えておこう程度に思っていたハリー・ポッターのことはしっかり覚えている。 ハリー・ポッター…

日記:名作映画を全然見てない自分に劣等感を覚えていたころ

世界は傑作であふれている。 映画、小説、舞台、音楽、詩、見識がないから列挙も下手だが、あらゆる世界にたくさんの傑作がある。傑作とされているものがある。 ミステリなら。 モルグ街の殺人、そして誰もいなくなった、オリエント急行の殺人、Yの悲劇、フ…

日記:だってメラミよりメラゾーマのほうが強そうに聞こえる

最近、映画の感想しか書いていなかったので、中身のないことを書きたい。 しかし、中身のないことを書く、というのをわざわざやるのは難しい。 書かないと無なので記事にならないが、中身のあることを書いてしまってもいけない。 というわけで、進化形より進…

日記:悲鳴について

苦しい人が苦しい状況で発する言葉を、勝手に悲鳴と呼んでいる。 悲鳴はときどき怨嗟の声としてあらわれる。 なにかの事故で大事な人をなくした人が、そのなにかについて「××はこの世からなくなればいい」と言ったとする。もしくは「××なんてみんな死ねばい…

日記:手を抜く

手を抜くと、クオリティは落ちる。 でも、完成する。 小説もそうだった。 日々の食事も、手を抜くことで外食やコンビニ食に頼る頻度が減ってきた。 ブログも、手を抜くと書ける。気合を入れたものは、たいてい下書きで止まっている。下書きはかなり溜まって…

日記:つなげていくこと/永らえること

素朴な生命観として、種の存続のためにいのちは生きているのだという考え方がある。 素朴なので厳密には間違っているのかもしれないし、そもそも正しいとか間違っているでは議論できない内容であるとも思う。こういうことを素朴に考えてしまうというのも、生…

日記:得手を疑い、不得手だけを信じていた頃

一介の学生を主人公にした漫画で、このキャラクターは××が得意、なんて言われるとうすら寒い気持ちがした。そういう時期があった。 そんなちっぽけな得意は、それがもっともっと得意な人間に塗りつぶされて、見えなくなる。褒めることがない相手を褒めるため…

日記:北極に行きたい

北極に行きたいとかねがね思っていた。 これについて話すと、「南極ではなくて?」と聞かれる。 どう考えても北極だ。 陸地がない北の地こそ、人間を拒んでいるように感じられるじゃないか。 人間を拒んでいる北極の地に足を踏み入れて、そしてゆっくりと眠…

日記:7/24

きついときには2パターンあって、状況がきついと心がきついというのがある。 今の状況は、心がきつくなっていたら、状況がきつくなっていたという感じだ。 状況がきついのでとりあえず起き上がって動けているが、心がなおったわけではないので、パフォーマン…

日記:人間の誕生日

facebookにログインすると、毎日のように人間が誕生日を迎えていることを教えてくれる。twitterのタイムラインを見ていると、毎日のように誰かが誰かを祝っている。 今年はどうも、それが多く感じる。 去年と比べて特に知り合いは増えていない。だから、実際…

日記:服

最近、周囲の人間の服がだんだんと大人らしくなってきている気がする。 スーツや礼服なら俺も持っているが、オフィスカジュアルとかよくわからないし、綺麗めで落ち着いた私服とかもよくわからない。 今までの人生も年齢に適切な服を着てきたとは到底言えな…

日記:孤独であること/一人でいること

孤独であるからといって、一人でいるとは限らない。 むしろ人と一緒にいることもある。 楽しく遊んだり、しゃべったりしていることもある。 それなのに寂しく思ったりする。交流が空虚なものに思えたりする。 きっとそれは交流の質の問題ではない。 しばらく…

日記:よくなってきた

なんとなく精神が上向きになってきた気がする。 もちろん、つらいことはある。例えば口内炎が痛い。自宅で使っているキーボードがきかなくなってきた。何らかの期限が迫っている。 しかし、何でもないことに嫌気がささなくなってきた。 この「なってきた」と…

日記:Q. 綺麗な景色を見たとき、人はどうすればいい?

A. 綺麗だと思えばいい。 美しく世界を切り取る人たちの撮った写真以上のものを、自分は手に入れられないのではないか、ということを思う。写真のなかの世界は、まるでこの世界ではないみたいに美しい。誰かが撮った写真の街にあこがれても、本当にその街を…

日記:古い小説のように死を語る

随分とツイッターに脳をおかされているので、死について語るというと、追い詰められた人の絞り出す言葉のように感じる。実際、追い詰められた人の言葉であるときもあれば、そうでないこともある。 もっと死を、冷静に見つめてもいいのかもしれない。すこし古…

日記:のけもののいない楽園

けものフレンズというアニメを見ている。 擬人化された動物たちの住む舞台で、人間である主人公が人間であることを自覚しないまま、自分がどんな動物か辿っていく物語だ。旅をしながら一期一会で様々な動物たちと出会い分かれてゆく。ロードムービーのような…

日記:「日本の色」という言葉に疑いの目を向けてしまう

和色、伝統色、などで検索すると、いかにも美しい日本語といった感じの色の名前を紹介しているページに行き当たる。 こういうところ → 日本人の美の心!日本の色(伝統色・和色) 濡羽色、なんかが有名だろうか。いかにも風情がある色の語り方だ。 こういう…

日記:本を読む練習

近頃、本を読むのが苦手になってきた、と4年くらい言い続けている。 原因に思いをはせると、ツイートやニュースサイトの記事といった短時間に区切られた情報に慣れすぎて、長時間1つのものに身をおく、ということに抵抗がうまれているのかもしれない。少しだ…