日記:「メリー・ポピンズ」
ディズニーのミュージカル映画。
古い映画だと思うけど、人が飛ぶとか、部屋がひとりで片付くとか、そういう工夫がないと撮れないシーンが多い。極めつけはアニメと実写が織り交ぜて描かれるシーン。今の感覚で見ると、すこし不自然だけど、それも不思議な懐かしさがあっていい。
いちばん好きなのは煙突をのぼって屋根の上からロンドンの夜景を見たり、煙突の掃除人たちがダンスをしたりするシーン。屋根の上に、掃除人と鳥と星だけ知っている別世界が広がっている感じがなんとも言えずよい。おそらくセットだけど、それも箱庭っぽさにつながっている。
ディズニーランド で聞いたことがあるような曲もあり、行きたくなった。
ディズニーランドが描き出しているちょっと懐かしい映画の世界の一端に触れられた気がする。