日記:漫画「月曜日の友達」を読んだので短歌を詠みました

漫画「月曜日の友達」を読みました。

いつもなら感想を書くところですが、感想を書くことにも少しずつ閉塞感を感じるようになってきたので短歌を詠みました。

この作品にはamazarashiさんによる『月曜日』という主題歌がありますが、そっちは聞く前につくりました。

月曜日の友達 1 (ビッグコミックス)

月曜日の友達 1 (ビッグコミックス)

 

 

まっくろな月曜の夜を切り裂いたカラーボールとまっしろな君

ただ夜の学校だから階段を昇る僕らは幻想の旅

あの明かり 誰かの家を見下ろして語らう今だけ屋上の果て

 

作中の特定のシーンを参考にしているわけですが、イメージを参考にしているので、2首目3首目は実際のシーンとはちょっと違う形になっています。

やっぱりあんまり上手じゃないのでamazarashiの曲を聴いたほうがいいと思います。短歌を詠んだあとにMVを見て「すげー」って思いました。

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結局少しだけ感想を書きます。この作品を読んで驚かされたのは 、1巻の物語の始まりみたいな部分において、現実的に全然あり得る小道具だけを使って夜の学校をとびきり魅力的に描いているところです。

表紙にもなっているのでネタバレではありませんが、カラーボールの色彩がここまで鮮やかに見えるのはどうしてでしょう。ただ校庭に勉強机が並べてあるだけで、ちょっと世界が幻想的に見えるのは何故でしょう。

ほかにも語るべき部分は多くある素晴らしい作品ですが、私が印象に残った部分を強調してまとめると、夜の学校の色彩やイメージが本当に素敵な作品だったと思います。