メモ:カウボーイ

ウイスキーと牛乳のカクテル。

おいしかったが、牛乳にパンをひたして食べたあと、そのパンの味が残った牛乳を思い出した。(それよりはほろ苦く、ウイスキーっぽさもあり、深い味わいではある。)

その場では、ウイスキーは麦なんだからその感想は正しいんじゃないかということになった。本当かよ。

日記:のけもののいない楽園

けものフレンズというアニメを見ている。

擬人化された動物たちの住む舞台で、人間である主人公が人間であることを自覚しないまま、自分がどんな動物か辿っていく物語だ。旅をしながら一期一会で様々な動物たちと出会い分かれてゆく。ロードムービーのような趣がある。

けものフレンズのOPの歌詞にはこんな一節がある。

「けものはいても のけものはいない」、作品の雰囲気をよくあらわしている。

1話では、できないことがあっても得手不得手があるのだ、ということが象徴的に描かれていた。

そういうところから、多様性の受容、みたいなものを感じる。けものフレンズは全体的に、平和で優しい雰囲気が徹底されている。それは素敵なものに見える。忘れてしまったイノセントな何かに、もう一度触れられるような気がする。

 

一方、そういうものを欺瞞だと思う自分もいる。

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日記:「日本の色」という言葉に疑いの目を向けてしまう

和色、伝統色、などで検索すると、いかにも美しい日本語といった感じの色の名前を紹介しているページに行き当たる。

こういうところ → 日本人の美の心!日本の色(伝統色・和色)

濡羽色、なんかが有名だろうか。いかにも風情がある色の語り方だ。

こういうものを見て、素直に、「日本にはたくさんの色があったんだね」と思えない。

まず出典はどこだ、ということが気になる。次にそれがどれほど定着していたか、ということも気になる。

例えば、どこかの歌人が一回そんな風に色を例えたとして、それは有名な1つのフレーズにすぎない。それを、「日本の色」みたいなくくりで紹介するのは、とても不誠実なことだと思う。

なんて難癖をつけたけど、上のサイトは結構そういうかゆいところまで説明がついている。使われ方としてこういうのがオーソドックスだった、とか、この作品名に色の名前が残ってる、とか。

 

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日記:本を読む練習

近頃、本を読むのが苦手になってきた、と4年くらい言い続けている。

原因に思いをはせると、ツイートやニュースサイトの記事といった短時間に区切られた情報に慣れすぎて、長時間1つのものに身をおく、ということに抵抗がうまれているのかもしれない。少しだけ、と思って、長時間読んでしまうこともあるのだから、長時間なにかを読めなくなった、ということでもないと思う。

(本当は同じ長時間でも質が違うのかもしれないけれど)

例えば、論文もどちらかといえば短時間に区切られた情報だ。同じ学術的な文章でも、論文を読むのに対して、本を読むのは苦手だ。

 

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メモ:××ゲームの短縮形「Xゲ」「Xゲー」の簡易リスト

 「ネトゲ」のようにゲームのゲを伸ばさない短縮と、「乙女ゲー」のようにゲームのゲを伸ばす短縮がある気がしたので主観的に書き残しておく。

 個々のネットスラングの解説サイトはあっても、言語に対する興味に基づいてネットスラングを収集する人も少なそうなので、雑でも(自分にとって)それなりの意義はある。

 

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